最近では巧妙な迷惑メール詐欺メールが増えていますよね。
宅配便を装うメールは特に何も気にせずurlを押してしまいそうになります。
そこで今回は迷惑メールが届いてしまった場合や間違えてurlを押してしまった場合の対処方法を解説していきます。
また、実際に僕も迷惑メールや詐欺メールは経験しているので実体験を基にできることも紹介していきますよ!
※この記事では迷惑メールと詐欺メールという言葉が登場しますが、2つの言葉に特に違いはないです。
- 迷惑メールが届いてしまった人
- urlを押してしまった人
- ウイルスが侵入してしまったかも知れない人
1.urlを開いてしまった場合

迷惑メールや詐欺メールで一番気をつけないといけないのは、メールの本文に書いてあるurlを押すことです。
urlとは?
urlとは押すと別のサイトページに繋がる文字列のことです。
基本的にはurlは青文字になっており、1度そのurlを押すと紫色に変わります。
実際に届いた迷惑メールから確認してみるとどこがurlあるなのか分かりやすいと思います。

「http~org」の青い部分がurlです。
迷惑メールが届く分にはまだ大丈夫なのですが、urlを押してしまうとスマホやパソコンにウイルスが侵入してしまったり、端末内の情報が抜き取られてしまう恐れがあります。
その端末の中にウイルスが入ったのか入っていないのかはなかなか判断が難しいのが怖いところです。
セキュリティ対策ソフトを使う
urlを押してしまい、実際にウイルスが入った可能性がある場合はセキュリティ対策ソフトを入れることで治る可能性があります。
基本的にはセキュリティ対策ソフトはウイルスを端末内に侵入させないために入れるソフトですが、何もしないよりはセキュリティ対策ソフトを入れた方が効果があります。
また、現状よりもこれ以上被害を増やさないためにもセキュリティ対策ソフトは入れた方が良いです。
無料のセキュリティアプリもありますが、正直あまり効果は無いです。
無料のソフトを使っていて何かあってからでは遅いので、必要経費と考えて有料のセキュリティソフトを使いましょう。
これから紹介するのは財布に優しくコスパの良いセキュリティソフトです。
Millen VPN

金融機関レベルの高度なセキュリティ
一番おすすめのセキュリティ対策です。
こちらの最も優れている点はフリーWi-Fiのセキュリティ対策を行っているところです。
フリーWi-Fiは無料で使えて多くの人が利用できるように設計されているので、安全性という面では弱いです。
そのため、知らないうちに情報を抜き取られている可能性があります。
しかしMillen VPNを使えばインターネット接続を暗号化することができるので外部からの情報を抜き取られにくくなります。
一番人気のプランは月額360円で利用できるので、財布にも優しいです。
また、難しい設定は必要なくアプリをインストールするだけで利用できるのも人気となっています。
ワイモバイルを使っているとフリーWi-Fiを使う機会も多いはずなのでMillen VPNがおすすめです。
30日間の返金保証がついているのもおすすめポイントです。
金融機関レベルの高度なセキュリティ
ノートン

60日間の返金保証付き
続いてはノートンです。
Millen VPNに比べると高いですが、世界一使われているセキュリティソフトです。
ダウンロード版なのですぐに届き、60日間の返金保証、24時間いつでもチャットサポートがついています。
Millen VPNと同様にパソコン、スマホどちらもセキュリティ対策ができるのでお子様の大事なデータや大事に使っているファイルを守ることができます。
世界売上シェア№1で20年以上の実績を誇るノートンなので、確実に安心を取りたい人にはおすすめです。
1年間のセキュリティ対策を4000円ほどでできると考えれば安いです。
60日間の返金保証付き
端末の初期化

これはセキュリティソフトを使っても改善がない場合の最終手段になります。
セキュリティソフトを使っても効果が無いということは端末のどこにウイルスが侵入しているか分からない状態です。
そのため、端末を完全に初期化(工場出荷状態)にすることでウイルス含めたデータ全てを消去できる可能性があります。
初期化という手段も必ずウイルスを排除できる保証がないので、初期化は最終手段であること、初期化するとデータは元に戻せないことを認識した上で自己判断で行いましょう。
初期化するかの判断に迷った場合は端末の購入元に相談すると判断を助けてくれるかもしれないので1度相談するのもおすすめです。
バックアップをしてはいけない
初期化するとデータが消えてしまうのでバックアップを取った後に初期化する人がたまにいますが、これはおすすめしません。
初期化する段階まで来ていると言うことはどこにウイルスが侵入しているか分からない状態です。
そのため、バックアップを取ったデータの中にウイルスが潜んでいる可能性もあります。
初期化してバックアップしたデータを戻してもその際にウイルスも一緒に戻ってしまう可能性があるので意味の無いことをしていることになります。
初期化する際は完全にデータが消えてしまうという覚悟のもと行いましょう。
電話帳や消したくないメールがある場合は手書きで電話帳をメモしたり別端末で写真を撮っておくのがいいでしょう。
2.urlを開いても入力は絶対にNG

迷惑メールのurlを開いてしまった場合、絶対にしてはいけないのは情報の入力です。
例えばAmazonを装うメールの場合はurlを押すとAmazonのようなログイン画面に繋がります。
そこでメールアドレス、パスワード、クレジットカード情報などを入力することになるのですが、詐欺側はこの画面で入力した情報を盗もうとしています。
そのため、心当たりないメールのurlをなんとなく開いてしまった場合でも自分の情報は入力しないようにしましょう。

これはAmazonの詐欺メールの画面ですが、Amazonそっくりですよね。
上のドメイン部分を確認すると正式なAmazonの画面でないことは確認できるのですが、普段はドメインなんて確認しないですよね。
迷惑メールで重要なのは心当たりのないメールは開かないことです。
心当たりあるようなないようなという場合はurlを開く前にネットで調べるかカスタマーセンターに相談することをおすすめします。
ネットで調べる(僕が行っている方法です)
詐欺メールなのか本当のメールなのか判断に困った場合はインターネットを使って調べるのが有効です。

例えば先ほどの佐川急便からのメールを調べる場合は「佐川急便よりお荷物のお届けに上がりましたが」等で検索をします。
文字が長い場合は本文の一部を入力するだけで大丈夫です!

このように検索すると迷惑メールや詐欺の場合は注意喚起の検索結果が表示されます。
クリックするとより詳細にメールの内容が確認できるので、自分と全く同じ内容のメールだった場合は詐欺メールと判断して良いでしょう。
それでも不安な場合は佐川だったりAmazonのカスタマーセンターに相談しましょう。
カスタマーセンターに相談する

詐欺メールか否かの判断をする中でカスタマーセンターに相談するのも1つです。
カスタマーセンターでは日々同様の迷惑メール関連の問い合わせを受けていますし、自社サーバーから送ったメールの内容も確認できます。
しかし1つ注意しなければいけないのが電話番号です。
仮にメールの本文に詳しいご確認は「○○○-○○○○-○○○○」の番号におかけくださいのように書いていた場合はその番号は偽物で詐欺業者側に繋がってしまう恐れがあります。
カスタマーセンターに相談する際も油断せず、インターネットで「Amazon カスタマーセンター」のように「サービス名 カスタマーセンター」等で調べてから電話しましょう!
3.実際に送られてくる詐欺メールの本文

ここでは詐欺メールの一例を紹介します。
同じ本文のメールが送られてきた場合は詐欺メールと判断して良いでしょう。
詐欺メールはここで紹介するメール以外にもたくさん存在するので、詐欺メールがどんなものなのか把握する程度にご覧ください。
Amazonを装うメール

一番メジャーな詐欺メールかも知れません。
Amazonのアカウントを持っていない人は騙されにくいかも知れませんが、現在では多くの人がAmazonのアカウントを持っていると思うので気をつけましょう。
見た目は完全にAmazonの画面なのでドメイン部分を確認して「Amazon」と入っているか確認してみてください。
佐川を装うメール

Amazonと同じくらい知られている詐欺メールです。
Amazonはアカウントを持っていなければ騙されませんが、佐川の場合は「自分の家に届け物があったのかも?」と勘違いしてしまいがちなのが怖いところです。
不在だった場合は伝票が置いてあるはずなので近くの営業所に確認しましょう。
もし仮にメッセージの中に電話番号の記載があってもその番号にかけてはいけません。
出会い系を装うメール

出会い系を装うメールです。
昔に比べてあまり見なくなりましたが、まだ送られてくる可能性もあるので注意しましょう。
そもそも知らない人が自分にこのようなメールを送ってくること自体怪しいので開いてはいけません。
キャリアを装うメール

キャリアを装うメールです。
画像はドコモを装うメールですが、他にもソフトバンクやauを装うメールもあります。
携帯料金について確認してくださいと書いてあることが多いですが、メールのurlはクリックせず自分でマイソフトバンクやマイauなどのページで確認するようにしましょう。
懸賞を装うメール

懸賞が当たったという旨のメールを送ってくる場合があります。
これは特に懸賞に応募していなくても届きます。
懸賞に応募した記憶が無い人は絶対に開いてはいけません。
高額当選という言葉からurlを開いてしまいそうになりますが、注意しましょう。
4.まとめ
今回は詐欺メール・迷惑メールのurlを実際に開いてしまった場合について解説しました。
最近ではメールも本物と区別がつかないくらいに巧妙になっています。
そのため、早めにマカフィー等のセキュリティソフトをインストールすることをおすすめします!