スマートフォンを使っているとGmailを使うことがあると思います。
また、GoogleフォトやGoogleドライブなどを使っているとGoogleアカウントという言葉を耳にしますよね。
どちらもGoogleに関連するものですが、今回はGmailとGoogleアカウントは一緒なのか、違うのであればどんな違いがあるのか解説していきます。
- 最近スマートフォンを使い始めた人
- GmailとGoogleアカウントの違いを知りたい人
- Googleフォト等のGoogle系のサービスを使っている人
1.GmailとGoogleアカウントは一緒?
GmailとGoogleアカウントはほぼ一緒ですが、若干違います。
GmailはGoogleが提供するフリーメールです。
そして、Googleアカウントは各Googleサービスを使う際に自分の情報やデータを管理しているものになります。
そのため、Googleアカウントの中にGmailもあるというイメージです。
GmailもGoogleのサービスの1つです。
この説明だけだと分かりにくいのでこれからGmailとGoogleアカウントをそれぞれ分けて解説していきます。
GmailとGoogleアカウントは一緒ではないものの、Gmailを持っているということはGoogleアカウントということになります。
GmailとGoogleアカウントの違い
Gmail | Googleアカウント | |
分類 | フリーメール(Googleの中のサービス) | アカウント |
料金 | 無料 | 無料 |
できること | メールの送受信 | Googleの各サービス(Googleフォト、Googleドライブ等)の管理 |
確認方法 | Gmailアプリ等 | Googleへのログイン |
2つの違いをまとめるとこちらの表になります。
ぞれぞれの詳細については後ほど解説します。
画像にするとこんな感じになります。
Googleアカウント(青い大きな四角)の中にGmailを始めとしたGoogleサービスがあるというイメージです。
GoogleアカウントがないとGmail等のサービスを使うことができません。
2.Gmailとは?
GmailとはGoogleが提供しているフリーメールです。
フリーメールとはインターネットサービスを主に手がけている企業が提供しているアドレスのことで、誰でも使うことができます。
au(@au.com)、Softbank(@i.softbank.jp)、docomo(@docomo.ne.jp)等のキャリアメールはその携帯会社を契約しないと使うことができません。
一方でフリーメールは誰でも使うことができるので、多くの人に利用され始めています。
- iCloudメール(@icloud.com)
- Outlookメール(@outlook.com)
- ヤフーメール(@yahoo.co.jp)
- NIFTYメール(@nifty.jp)
フリーメールの一例です。
日本に住んでいるとヤフーメールを使っている人は多いかもしれません。
Gmailを使うにはどうしたらいい?
Gmailを使うにはGoogleアカウントを作る必要があります。
Googleアカウントを作成する過程で自分のGmailを決めるところがあるので、自分の好きなアドレスを決めます。
必要情報を入力しましたら次に進んでいき、Googleアカウントの作成が済めばGmailを使うことができます。
メールの送受信はどこから行うの?
Gmailも他のフリーメールと同様にメールの送受信はブラウザとアプリの2つの方法で行えます。
ブラウザから行う場合
普段のGoogleの検索画面を出します。
検索画面の右上に9つの点が正方形状に並んだマークがあります。
Googleアカウントの隣にあるので、こちらをタップします。
するとGoogleが提供しているサービスが出てくるので、「Gmail」をタップします。
Googleアカウントに既にログインしている場合はGmailの画面になります。
まだログインしていない場合はGoogleのログイン画面になりますので、メールアドレスとパスワードを入れてログインしましょう。
メールの画面になりましたら、右側に受信メールが一覧で表示されるので確認できます。
左上に「作成」という項目がありますのでこちらを押すとメールを作成して送信することができます。
Gmailアプリを使う場合
GmailアプリはAndroidとiPhoneのどちらにも対応しているのでiPhoneであればApp store、AndroidであればGoogle play storeからアプリをインストールしましょう。
インストールするとGoogleのログインが求められるので、ログインします。
アプリのメリットは1度ログインしてしまえば次アプリを開くときにログインを省略できることです。
メール画面はパソコン版を小さくしたような画面で画面の中央に受信メールが表示されます。
メールを送信する場合は右下にある「作成」ボタンを押しましょう。
3.Googleアカウントとは?
Googleアカウントとは各Googleサービスを使う際に必要になるものです。
Googleアカウントを使ってログインすることで、自分の情報やデータを管理、保存することができます。
- メールアドレス(ID)
- パスワード
Googleアカウントはこの2つから成っています。
Googleアカウントを作成するときにメールアドレスとパスワードを決めるので、Googleアカウントを作る過程でGmailを使うための準備が済んでいる状態です。
GmailとGoogleアカウントが似ていると言われる理由はここにあります。
他のサービスではIDとパスワードでログインすることもあるかと思いますが、GoogleアカウントではメールアドレスがIDの役割を担っているので基本的にメールアドレスとパスワードをログイン時に入力すれば大丈夫です。
アカウント作成後に自分の名前は好きなように変更できます。
さらに、Googleアカウントと自分の電話番号を連携させておけば電話番号とパスワードでもログインができます。
自分のメールアドレスを忘れてしまった場合でも自分の電話番号とパスワードさえ分かっていれば確認できるので便利です。
Googleアカウントの作り方は?
まずはGoogleアカウントの作成画面にアクセスします。
こちらをタップするとアカウント作成画面に繋がります。
右上に「アカウントを作成する」という項目があるのでタップします。
名前、メールアドレス、パスワードを入力する画面になるので入力します。
この情報は今後ログインする際に必要になるのでメモに控えておくようにしましょう。
入力し終えましたら次へで進んでいき、必要情報を入力していくとアカウントを作成することができます。
Googleアカウントはどんな時に必要?
GoogleアカウントはGoogleフォトやGoogleドライブ等のサービスを使うときに必要になります。
Googleアカウントは使い方に合わせて1人で複数個アカウントを所有することができます。
Googleフォトというサービスでは写真を保存、管理することができますが、ログインするアカウントによって見られる写真が変わります。
例えば仕事用のGoogleアカウントとプライベート用のGoogleアカウントの2つを持っている場合があるとします。
自分がどのアカウントでログインしているかは右上の丸いマークをタップすると確認できますよ!
仕事で撮った写真を見たい場合にプライベート用のGoogleアカウントでログインしてしまうとプライベート用の写真が表示されてしまい、仕事の写真を見ることができません。
どのアカウントでログインしているのかという面でGoogleアカウントは重要な役割を果たします。
GoogleドライブではPDFファイルなどのデータを保存しておけるサービスで、Googleアカウントがあればスマートフォンでもパソコンでもそのファイルを見ることができます。
自分のGoogleアカウント(メールアドレスとパスワード)を覚えておけば、わざわざ自分のパソコンを持ち歩かなくても友人のパソコンからもファイルを確認できるので非常に便利です。
この他にもGoogleのサービスは端末ではなく、インターネット上(クラウド上)に保存してあるので場所と端末問わず確認することができ、その際に自分のGoogleアカウントが必要になります。
どの端末でも自分のデータが見られるので、他人に見られないためにGoogleアカウントで管理しています。
4.まとめ
今回はGmailとGoogleアカウントの違いについて解説しました。
2つとも似ていますが、若干違います。
Googleのサービスはとても便利なので、ぜひ使いこなしていきましょう!